とっても簡単な金魚水槽の水換えとは
とっても簡単な金魚水槽の水換えとは、同じ水槽を2台用意し、金魚だけ入れかえる方法です。
飼育している水槽と同じ水量の水槽をとなりに用意し、2台並べます。水を張ったら2日くらいエアレーションしてカルキを抜いておきます。
金魚だけとなりの新しい水槽へ「サッ」と入れます。先輩から教わった方法ですが、本質が隠れています。
①水温は同じです。
②エアレーションしていますので、カルキは抜けています。
③水はこなれています。
普通はこんなことしませんけどね。小さな水槽なら、バケツに水を張って置き、エアレーションをすることで1日あれば水温も同じになり、カルキも抜けています。これなら、手動ポンプでバケツに排水して給水すれば簡単に水換え完了ですね。
※このやり方は主に砂を敷かない方法です。
金魚の水換え(水だけ替える場合)45cm水槽以上の場合
水槽にろ過装置が付いている場合は月に2回程度(2週間に1回くらい)を目安とします。
水槽2台方式は無理なので、その場で給水用の水を作ります。45cm水槽の場合、水だけ換える時は元水を1/3だけ残して、市販の手動式のポンプで捨ててしまいます。あらかじめバケツなどに水道水を入れ、カルキ抜きを投入します。お湯を少し入れ元水と同じ温度になるように温度合わせをします。給水は市販のおふろ用の小型ポンプを使って、水槽に給水します。
金魚は「こなれた水」を好む
その場で給水用の水を作る場合、人工的にこなれた水を作ります。それには、元水が必要です。元水ゼロの場合、金魚の挙動は「落ち着かない」状態となります。そこに、元水を入れていくと落ち着いてきます。金魚は「こなれた水」を好むのです。金魚の挙動は「ゆったり」落ち着いた泳ぎになります。
用意するものは以下の通りです。
①(排水)手動式のポンプ
②(排水)水道用ホース(排水用手動ポンプにつなげる)
③(給水)給水用バケツ30Lが入るもの(大き目なら45L)
④(給水)水道(散水ノズルつきホースドラム)
⑤(給水)お風呂用小型ポンプ(1分で14L)で給水
⑥(給水)カルキ抜き
⑦(給水)お湯(8Lガーデニング水さしノズル付きバケツ:耐熱121度(ポリプロピレン))
金魚店の水替えは手間いらず
金魚店の水換えはプラ船やFRP水槽などの場合、金魚を他の入れものに移動させた後、栓を抜いて排水します。壁面を擦り、掃除します。水を張ります。このとき、「フィルター」でカルキが抜けた状態で給水されます。また水温は瞬間ガス湯沸かし器などで温度設定はすでに完了した状態で給水されるのです。
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