金魚の種類と混泳で気をつける点とは
結論から言うと、長手と丸手は一緒にしない。なぜなら、泳ぎの上手い和金型にエサを取られてしまうからです。また、和金型は先祖であるフナに近いので荒っぽいといいますか、丸手の金魚をつっついたりすることがあります。
今日は金魚の種類と混泳について、特に気を付ける点をお話ししましょう。
金魚には長手と丸手があります。長手として代表的な型は和金型です。和金型とは細長い体型で金魚の先祖であるフナの仲間(鯽、チイ)に近い体型です。チイは中国原産のフナの仲間です。金魚は正にこのチイの突然変異である緋ブナから改良されたものなのです。
この和金型から体長をぐっと丸く縮めた体型が琉金型です。この琉金型よりやや長手で、頭にコブがついているのがオランダ獅子頭型です。
※※ここまでは、背びれがついていて、泳ぎは得意です。
背びれが無く、背中が丸いのがらんちゅう型です。背びれが無い分泳ぎはゆっくり優雅な感じとなります。
泳ぎのうまさで並べますと、
和金型>オランダ獅子頭型>琉金型>らんちゅう型
となります。
注意する点は、和金型とらんちゅう型の混泳は厳禁と考えます。以前、混泳した経験がありますが、らんちゅうが和金型の金魚にらんちゅうの目などをつつかれて困ったことがありました。また、和金型と丸いらんちゅう型では動きのスピードが違いすぎて、エサも和金型に取られてしまいます。
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