3月上旬から床直しを行います。
当園では3月になると温かくなってきますので、床直しを行います。水温は11度あります。
冬眠中に溜まった池底にある沈殿物を取り除きます。
作業としては、(古水)1対1(新水)の割合で飼育水を作り直します。
プラ船ジャンボには120L入っていましたので、古水のきれいな上の部分を半分の60Lを別のプラ船に取り置きます。金魚もあわせて移動します。この時、網でこすれないようにボールですくって移動します。なぜなら、粘膜にキズがいかないためです。
ブラシで池全体を擦ります。排水し、水道水で流します。
綺麗になったら、60Lの新水をはります。
この日は室温12℃でしたので、お湯を入れ調整しました。
カルキ抜きを規定量入れます。
10Lにハイポ1個なので、新水60Lには6個です。多少の誤差は大丈夫です。
慣れ塩を50g位入れています。
調子の悪い場合は、ここから治療となります。100Lに対して500gで0.5%ですので、
魚の様子を見て判断します。
追星の確認
無駄な追尾で体力の消耗を防ぐためオスメスは分けますが、まだ、気温が定まっていないため、次回にまわします。
親魚はオスに追星が出ていると思います。胸鰭にポツポツと出ているのが追星です。
メスは卵を抱えますのでお腹が膨らんでいます。
飼育水に取り置きの青水60Lを加え、お湯で温度調整したら、ボールで魚を床直し後の池へ戻します。
床直し完了です。10度以下に下がらないようにヒーターでブロックしています。
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